
6月の熱中症に要注意
SUMMARY
- ・熱中症とは
- ・熱中症の代表的な症状
- ・「かくれ熱中症」にも気をつけて。
- ・熱中症を引き起こす要因
- ・室内でも多く発症
- ・熱中症予防には
雨に濡れた紫陽花が美しい季節になりました。
寒暖差が大きく、湿度が高い梅雨入り間近のこの時期は、熱中症になりやすいということをご存知でしょうか?
熱中症は、原因や症状を正しくイメージしにくいこともあり、気づかない内に症状が深刻化してしまうことも。
本記事が、熱中症予防へのきっかけやヒントとなりましたら幸いです。
熱中症とは
高温多湿な環境下において、体内の水分や塩分が失われたり、体内の調整機能がうまく働かなくなることで発症する障害の総称です。 特に、身体が暑さに慣れていない今の時期は、屋外だけでなく室内でも注意が必要です。熱中症の代表的な症状
・めまい ・立ちくらみ ・顔のほてりなど ・手足のしびれ ・筋肉のけいれん ・頭痛 ・吐き気 ・倦怠感 ・汗の異常(汗が止まらない・汗をかかない)・高体温(体温の上昇) めまい・立ちくらみ・顔のほてりは熱中症の初期症状で、気をつけたいサインです。サインに気がついたら、できるだけ早く、涼しい環境に身をおいて、水分や塩分を補給してください。室内でも多く発症
コロナ禍で「おうち時間」が長くなっているこの夏は、特に要注意! 熱中症へのケアが、疎かになりがちなのが室内です。 前述のように、熱中症は発汗や水分摂取の不足により、体内の水分が減り、体内に熱が溜まりやすくなることなどから起こります。 室内は、気づかないうちに、高温多湿な環境になってしまうことや、積極的な水分摂取の意識が低下しやすくなっています。 特に夏は睡眠時に約0.5〜1リットル近くもの汗をかくと言われていますので注意が必要です。 (室温や湿度、年齢などによって個人差があります。)