
お口の健康から「アンチエイジング」を考えてみよう
SUMMARY
- ・お口のケアがアンチエイジングにつながる
- ・見た目の若さよりも「血管」が大事
- ・お口の健康にビタミンCを
Lypo-Cでは、4月4日の「ビタミンC」の日を記念して、全国5都市でウォーキングイベントを開催!
福岡の会場では、医師によるウェルネストークショーを行いました。
今回はそのトークショーから、歯科医・友枝先生による『お口のケアから考える、全身の健康』をお届けします。
お口のケアというと虫歯や歯周病予防かと思いきや、実はアンチエイジング、そしてカラダ全体の健康につながるという友枝先生のお話し。ぜひとも必見です!
友枝亮先生
「友枝歯科・矯正歯科クリニック平尾/博多駅前/福岡天神」総院長。 アンチエイジング医学の考えを歯科に導入。「日本アンチエイジング歯科学会」理事、「日本メンタルヘルス協会認定」基礎心理カウンセラー、「日本抗加齢医学会専門医」、「高濃度ビタミンC点滴療法認定医」。
お口のケアが、アンチエイジングにつながる
─歯科医というと歯の治療だけをするイメージですが、先生はアンチエイジングや栄養学の視点も治療に取りいれています。その理由とは?
私は歯医者なので、虫歯を削ったり、歯石を取ったりといった歯科治療がメインです。
しかし、治療していくなかで気づいたことは「カラダはすべて、食べたものからできている」ということ。
特に大事なのは「栄養」です。
ふつう歯医者では、お口のケアには歯ブラシ指導など、口腔内に関わることしか伝えません。
しかし患者の方が、毎日ラーメンを食べていたり、コンビニ弁当ばかりの生活だったとしたら、歯ブラシ指導だけで、歯茎や口腔内の根本的なトラブルは治るのだろうか?と。
食べたものが悪いものであれば、歯も悪くなるばかりか、病気になってしまう。そのことに気づき、歯科以外の勉強もしていくことにしました。
─歯のケアだけでない、もう一段階上の「健康」が重要ということなのですね。先生が伝えている「アンチエイジング」についても教えてください。
「アンチエイジング」と聞くと、美容のことだと思われますが、実はそれだけではありません。
アンチエイジングを漢字に置き換えると、加齢に抗う(抗加齢)と書きます。
現代人は100歳まで生きる可能性があるため、健康長寿のためのカラダを自分で作っていく必要があります。それが私の考えるアンチエイジングですね。
「老化」は誰でも等しく起こります。
肌は18歳くらいから、脳は27歳くらいから。それぞれ少しずつ老化がはじまり、細胞が減っていきます。
誰でも老化はしますが、同じ年齢でも健康的な生活をしているか、していないかで大きく差がついていくのです。
たとえば双子でも、健康か不健康かで、若い頃は同じ顔つきでも、年齢を重ねると全く違う顔に変化。シワの深さ、肌の質感など、見た目に大きく表れてきます。
健康上よくないことといえば、「タバコ、お酒、加工食品、糖質、過度なストレス、環境汚染(排気ガス等)」などが挙げられます。
「喫煙」を例にあげると、喫煙者とそうでない方の肺が真っ黒くなるのはご存知の通りですが、歯茎も悪くしてしまい、歯周病リスクが大きく上がるので要注意。
悪い生活習慣は、歯、肌、内臓といった、カラダのすべてに現れていくのです。
見た目の若さよりも「血管」が大事
「人は血管から老いる」といわれており、見た目の若さよりも、血管が若いかがポイントです。
正常な血管|血管がやわらかくて、血液がサラサラに流れている。
悪い血管|血管が硬く、ドロドロな血液が流れている。
歯周病がなぜカラダに悪いかというと、一つは口の中のバイキンや毒素が歯茎から血管の中に入っていくことで、血液をドロドロにしていくからです。
老化の原因は「酸化、糖化、炎症」の3つなどがありますが、歯周病(=歯周炎)は、この「炎症」に当てはまります。
歯茎から全身へと炎症性物質が広がることで、糖尿病やガン、認知症などの確率もあがってしまう。
「お口の健康は、全身の健康につながる」と考えて、ぜひ定期的な歯科検診をしてほしいですね。
お口の健康にビタミンCを
─お口の中の健康という観点で、ビタミンCについても教えてください。
ビタミンCが体に良いというのは皆さんご存知かと思いますが、お口にも良いんです。
いくつか理由はありますが、まずビタミンCは歯の健康に良いため、ケアにつながりますね。
歯茎もお肌とおなじコラーゲンから作られています。
コラーゲンを作るには、タンパク質以外にもビタミンCと鉄が必要。その点でビタミンCはとても重要な役割を果たします。
やはり、お口のケアとしてビタミンCは摂った方がいいですね。
─先生はサプリメントアドバイザーの資格もお持ちですが、先生から見てLypo-Cに使われているリポソームの魅力とは?
先生:ビタミンCはとても重要な栄養素ですが、「水溶性なのですぐカラダの外に流れてしまう」という難点がありました。
それがリポソーム化されたビタミンCであれば、カラダのすみずみまで届けることができる。それが最大のメリットだと思いますね。
私もビタミンCの大切さは前々から知っていたので、今ではLypo-Cを毎日飲んでいます。
─ありがとうございます。先生のLypo-Cの飲み方を教えてください。
ふだんは直飲みしていますね。
他のサプリメントを飲むときはお水が必須ですが、Lypo-Cは水要らずでサッと飲める。忙しい私にとっては、その手軽さが気に入っています。
そして先ほどもお伝えしたように、ビタミンCはお口の健康にも重要。
Lypo-Cを飲むときに、お口の中ですこし回すようにしてから飲み込むようにしています。
─今回、Lypo-Cのイベントでは「巡り」をテーマにしています。先生にとって「巡り」をよくするために重要なことはなんでしょう?
「心身のバランスをとる」ことでしょうか。
たとえば、仕事を離れてゆっくりしてみる。そうすると周りの景色が見えたり、お花が綺麗だ、という日常の些細なことにも気付けますよね。
ゆったりとした気持ちのなかで、心とカラダを振り返り、リフレッシュしていく。
さらにいうと、自分も街も、そして地球も一緒に「巡っていく」感覚、それを常に持っていたいですね。