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ビタミンDを味方に、更年期に備える

SUMMARY

  1. ・更年期の基礎知識
  2. ・更年期症状について
  3. ・更年期障害の対処方法・治療について
  4. ・食習慣、ビタミンDの重要性について
  5. ・まとめ

女性なら誰にも訪れる更年期。日本女性の平均寿命が90歳に近づいている今、更年期は人生の折り返し地点に過ぎません。この時期を、上手に乗り越えることが、健康寿命を伸ばす大切なポイントとなってきます。更年期の基礎知識、備え方について「クレアージュ東京 レディースドッククリニック」婦人科顧問、大島乃里子先生に教えてもらいました。
 


更年期の基礎知識 

更年期とは、女性の閉経の前後5年のことを指します。閉経年齢には個人差があるものの、平均すると50歳前後。多くの女性が45歳〜55歳頃に更年期を経験します。この期間には様々な症状が現れますが、この中で他の病気が原因でないことが明確なものを「更年期症状」、さらに、更年期症状が日常生活に支障をきたす場合を「更年期障害」と呼びます。予兆となるサインは様だが、月経不順は一つのサイン。生理周期が短くなる場合が多いと言われています。
 

更年期症状について 


症状の現れ方はさまざまですが、のぼせ、ほてり、発汗などのホットフラッシュに代表される血管運動系障害やイライラや不安感、不眠など精神神経障害が起こります。ほかに、倦怠感、肩こり、腰痛、頭痛、皮膚粘膜の乾燥などの症状が出ることもあります。
 
更年期の症状と近い病気があるため、あらゆる不調を「更年期症状」と決めつけるのではなく、クリニック等で調べることが大切です。動悸と思っていたら甲状腺の病気だったという場合も。重大な病気を見逃さないよう、まずは病院やクリニックで検査をするようにしましょう。

更年期障害の対処方法・治療について 

更年期症状は治療ができます。症状に応じて、保険適用の飲み薬と貼り薬、塗り薬(ジェル)などのホルモン補充療法や漢方薬、向精神薬の処方や、カウンセリングを行なっています。そのためにも、20代、30代のうちから、婦人科検診を習慣にし、自分に合った、かかりつけ医を見つけることが大切です。

食習慣、ビタミンDの重要性について 

更年期に備え、今すぐ始められることが食生活の見直しです。5大栄養素と言われる、たんぱく質、ミネラル、ビタミン、脂質、炭水化物をバランスよくしっかりと摂ることが大切なことは知られているが、特に意識して摂って欲しいのがビタミンD。



ビタミンDは、カルシウムの吸収を助け、骨や歯を丈夫にする働きのほか、神経伝達や筋肉の収縮、免疫機能などを調整する栄養素です。日光をしっかりと浴びていれば体内生成が可能ですが、現代女性は紫外線対策をしっかりするようになったり、リモートワークが増えたりして、ビタミンDが不足している人は多いのではないでしょうか。実際のデータによれば、成人に必要な1日のビタミンDの量は8.5㎍なのに対して、平均6.9㎍という結果が出ています。
 
食事だけで必要な栄養素を摂るのは難しいため、上手にサプリメントを取り入れてください。サプリメントは、なるべく添加物や甘味料などが入っていないシンプルなものを選ぶようにしましょう。 
  
 

まとめ 

女性なら誰にでも訪れる更年期だからこそ、これからのライフプランを考えるチャンス。「自分の心と体を見直すいい時期」かもしれません。正しい知識を持つことで、更年期をポジティブに捉えたいですね。
 
今からでも日々の生活習慣を見直して健康状態のピークをできるだけ高めておくことも、更年期に備えることにつながります。未来に向けて健康を貯金するつもりで体を作って欲しいです。


●記事監修 

クレアージュ東京 レディースドッククリニック 婦人科顧問
大島乃里子先生 
https://www.creage.or.jp/ 
 
 


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