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あの人はどう飲んでいる?Lypo-Cのある生活 〜笹野 美紀恵 さん〜

SUMMARY

  1. ・女性目線でのサウナの魅力とは?
  2. ・笹野さん流・サウナのルーティン
  3. ・サウナは「未病」の予防にも

Lypo-Cを愛飲するさまざまな人にフォーカスした連載企画『Lypo-Cのある生活』。
今回は、サウナをこよなく愛するサウナプロデューサー・笹野美紀恵さんが登場!

実家が経営する全国のサウナ好きの聖地「しきじ」の娘としてメディアで注目され、現在は全国のサウナ・温浴施設のプロデュースを手掛けています。

そんな笹野さんに、女性目線でのサウナのメリットから、サウナと合わせたいLypo-Cの摂り入れ方まで、さまざまなお話を伺いました。




笹野 美紀恵
サウナプロデューサー。実家の静岡「サウナしきじ」は“サウナの聖地”として唯一無二の存在に。地域の特徴を活かし、五感で感じられるサウナをホテル・旅館・診療所等でプロデュース。熱さを超えた養生のためのサウナ体験を提案している。

笹野 美紀恵さん Instagram >>


女性目線でのサウナの魅力とは?



──サウナプロデューサーとして活躍している笹野さんですが、現在のお仕事に至ったキッカケとは?

今の仕事をする前は、海外に住んでおり、海外と日本をつなぐ飲食業界のコーディネートやPR業務をしていたんです。

一方、静岡にある実家の「サウナしきじ」は、当時全然お客さんがおらず、全く流行っていない状態でした。

母に、「もっとメディア向けにPRしたほうがいいよ!」と言っても、サウナのPRをどうすればいいのかわからない状況でした。
すごく良いサウナなので宣伝したいと思い、私自身もオタク気質があるので、サウナの良さを自主的に発信していたんです。

すると数年後には、サウナブームも相まってテレビなどメディアからお声がけがあり、「サウナしきじ」の知名度が上がり、全国から“サウナの聖地”として、多くの人が訪れてくれるようになりました。

そこからは「プロデュースもして欲しい」というお話をいただき、いまでは全国の温浴施設のプロデュースをさせてもらっていますね。



──昨今はサウナブームですが、まだまだ男性のイメージが強く、女性は少ない印象です。なぜでしょうか?

おっしゃる通りで、これは男女の体の作りが違うからだと思っています。
男性は、サウナは熱ければ熱い方がいい、水風呂は冷たければ冷たい方がいい、と思う人が多く、サウナ×水風呂を何セットも繰り返します。
これは男性の体が構造的に快楽を生みやすいからでしょう。

しかし、女性の場合は筋肉量が少ないため、熱い/冷たいを繰り返すと、かえって疲れてしまう。

では、女性たちが何を求めているかといえば「五感」です。
熱い/冷たいだけのシンプル設計ではなく、例えば、薬草を使ったお湯、アロマの香り、
景観の美しさ、まろやかな水風呂、施設全体のリラクゼーションといった、五感に訴えかけるアプローチが求められます。

施設側も男性の経営者が多いので、女性視点が抜け落ちがちです。その点を私がお手伝いさせてもらっていますね。


──「五感」という点は納得感がありますね。女性目線でのサウナの効能とは?

一番のメリットは、血行促進による肌のターンオーバーが促されるので、圧倒的に美肌になります。そして大量に汗をかくので、くすみが取れる!

普段から汗をかいていない人って、肌の表面は整っていたとしても、少しよどんでいる印象がありますよね。
くすみの原因は老廃物なので、サウナで汗をかくことで老廃物がなくなり、血色が良くなりパッと顔が明るくなります。

よくサウナ経営者に会うんですが、みなさん肌がツルツルなんです!
ほとんどが50代以上の男性ですが、むき卵みたいなツルツルのお肌の人が多い。特に年齢を重ねるほどサウナの効果があるのだと感じます。

笹野さん流・サウナのルーティン


私がサウナに入る時のルーティンをお伝えします。
「サウナの楽しみ方が分からない」という方はぜひ参考にしてみてください。


①体を洗う
まずは全身を洗います。このとき大事なのは歯磨きを忘れないこと。サウナなど熱い環境では、お口の中で雑菌が増えやすいんです。


②湯通し
軽くお湯に浸かります。サウナに入る前に体を温めるイメージ。


③サウナ
顔に濡れタオルを巻いて、5分くらいサウナにIN。


④ダブル洗顔
サウナから出たら、湯気もくもくの状態でダブル洗顔します。
蒸されて毛穴が開いているので、毛穴の汚れや、気になる部分をスクラブしましょう。


⑤サウナ
ダブル洗顔したあとは、すぐサウナに戻ります。今度はしっかりめに滞在。


⑥水風呂
サウナのあとは水風呂へ。
水風呂が苦手な方は多いのですが、水風呂に入る時は両手をあげて入るのがオススメ。
手が水風呂に入らないので冷た過ぎず、辛さが軽減されます。


⑦休憩
水風呂のあとは休憩所へ。濡れタオルを目の上に置いて、椅子にもたれてだらんとリラックスします。視覚的な情報をさえぎることで、脳をしっかりと休ませます。


この工程が基本で、しっかり入りたい時は⑤〜⑦を2周くらいします。
時間がないときは、湯通しのあとサウナに入って終わることもありますね。


──ダブル洗顔や水風呂の入り方など、とても参考になります!

ポイントは、サウナでもくもくして毛穴が開いているときに「全部の美容をやってしまおう!」ということ。

加齢臭の元といわれる頭のてっぺんを入念に洗ったり、スクラブで気になる部分の角質を落とたりと、顔も体もツルツル・ピカピカになった状態で「よし、本番のサウナに行こう!」というイメージです。

あと女性に多いのが「水風呂が怖い…」という意見。
そういう方は、両手をあげて水に入ることで、冷た過ぎる感覚がやわらぎます。呼吸を止めずに、ゆっくりとリラックスして入ってみてください。

──入浴後のケアも大事かと思います。どんな栄養補給をしていますか?

そうなんです。入浴後は、麦茶かスポーツドリンクを飲むようにしていて、ドリンクの中にはLypo-Cを2〜3包入れて飲んでいますね。



入浴後はもちろんですが、実は入浴前もLypo-Cを飲んでいて。
サウナで汗をかくとビタミンCとナトリウムが大量に流出するので、脱水症状の予防を心がけています。

あとは、サウナでせっかくツルツルの美肌になっているのだから、ビタミンCを追加することで「さらなる美容のため!」として摂り入れていますね。

サウナは「未病」の予防にも

 

先ほどは美容面のメリットをお伝えしましたが、最近は健康の面からもサウナが注目されており、「未病の予防」につながることが分かってきました。
 
加齢による衰えや、PMSや更年期障害などの女性特有のお悩みにも有効だということが分かってきた。体には多くの血液が流れているので、サウナによって血行が促進されることで代謝が良くなり、ホルモンバランスが整うためです。
 
このように、生活に「血管運動」をプラスすることは、非常に重要だと思っています。
 
現在サウナの効能については、医師と共同で研究を進めています。
今後は医療と組むことで、美容やリラクゼーションだけではない、「未病の予防」としてのサウナの魅力を伝えていきたいですね。

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